今日は。施工部の小野澤です。

梅雨明け宣言がされて皆様いかがお過ごしでしょうか。

とはいえジメジメ不快な日々と強烈な日差しに閉口しているのではないでしょうか。

更に異常気象の影響といわれ、局所的集中豪雨に襲われる地域が多いです。先月、今月にかけ立て続けに雨漏り修理の依頼がきています。

いくつか実例を挙げて雨漏り対策を考えて見ましょう。

その①:マンションのケース

a)箇所

2F角部屋の寝室天井から「寝ていたらポタポタと滴が落ちてきた。その日は一時豪雨に見舞われた日で通常の雨天では目だった浸水はないとのこと早速調査したところ

b)原因

雨漏りした角部屋は2F、その上階3Fのベランダの排水口(ルーフドレイ   ン)が豪雨で排水できず、周辺に溜まった雨水が劣化した防水層の亀裂、  ハガレ部分から階下に浸水したものと考えられる。ただ雨漏りは他の箇所からも浸水することは十分考えられるので、ベランダの笠木、パラペット部やメジのシーリング部の劣化も点検しました。

c)対策

ルーフドレインの交換と防水シートを既存のシートに重ね貼りし、膨張した空気を抜く脱気口を設けました。笠木のめじの打ち直しや浮いたクギの固定、シーリング留めなどを施工

d)施工後の雨天時の点検                                雨漏りした階下の部屋の点検確認をして完了です。

施工前

雨漏りした部屋の天井

SBSH0453

 

 

 

 

 

上階のベランダ                                      排水溝(ドレイン)*植木の先方の垣根の真下に見えるドレイン

SBSH0456

 

 

 

 

 

劣化した旧防水シートや笠木部分

SBSH0457